ウエスティ ストリート
 
犬好きのひとりごと
 


2008年9月8日を表示

へえ~

工事着工前10日くらい毎日雨だったのに
始まってからは順調に進んでいます。

工事の必要上、ずいぶん深く掘ると、庭の角から
砂場が現れました。

ここに来た当初、幼児と赤ちゃんだった子供用に
砂場を作ったことを思い出しました。

31年前のことで、その後必要なくなった時、
そこへ客土していろいろな木を植えたので
いつの間にかすっかり忘れていました。

今は可愛げのない子達ですが、
おもちゃのシャベルやバケツを持って
砂場で遊んでいた可愛い頃が思い出され
感慨に耽っていました。

とまもなく、縁のレンガもショベルカーで
あっという間に取り除かれて、思い出の形骸がなくなりました。

砂場横に植わっていたアンズと椿と柚子は
今回のリフォームでも残しておくつもりでした。

特にアンズと椿は思い出の植樹でしたので。

ところが、、
アンズも植えて20年、枝を伸ばし放題にしているもので
年々実がつかなくなりました。
元気のいい時はバケツ3杯くらい山盛りに実が取れましたが、そのうちよく実がついた翌年はつきが悪くなり、
ここ数年は年に10個くらいしか実がつきませんでした。

そして今の時期、落ち葉の季節でないのに
葉がよく道に散っていて
元気がなさそうで気になっていました。

剪定をすれば元気になる、とも思いましたが、
この際、思い切って取ってしまいました。

庭にショベルカーが入っているうちに、と突然決めたので
お神酒もかけないで根を堀り上げてしまいました。

慌てて、たこの足のような根っこが
庭に残っている間にありがとうと言いながら
お酒をかけました。

その時、じっくり見ましたら、
へえ~、アンズって、木の内部がアンズ色なんです。
幹の断面も太い根の断面もアンズ色。
びっくりです。
他にもそういう木あるのでしょうか。

椿は箱根へ行きました。
箱根の友人宅が椿を集めている、
うちの種類の椿は植えてないから欲しい、と言って持って行ってくれました。

アンズの伐材も今年の冬、友人宅で暖房の用に立つことになりました。

椿は根回しもなしの上、暑い時期の移植ですから寝付くのは難しいと思いますが、
移植先が標高700メートルの涼しい所なのでもしかしたら、と期待しています。

庭木を一本また一本と、取ってしまって
終に我が家は白木蓮だけになりました。



9月8日(月)15:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | もろもろ | 管理


(1/1ページ)