ウエスティ ストリート
 
犬好きのひとりごと
 


美術館内撮影不可について

いいのか悪いのか、に
ついて考えてみるぅの巻。

外国は、おおらかですよねー。

殆どが写真も、模写も、し放題です。

かたや日本は、館内撮影禁止が殆どで、
ボールペンを出してメモだけと思っても
鉛筆なら、と注意をされたりします。

作品を大事にする心遣いからでしょうか。

絵葉書が売れなくなるから、とか
著作権問題とか、あるのかもしれません。

私の思い出の中に
ミロのヴィーナスの下で、ダビデ像の下で、
オランダ国立美術館の「夜警」の前で、
私一人が鑑賞しているふうの写真があるのですが、
時々アルバムを出しては、ほくそ笑んでいます。

今は撮影不可になったらしいシスティーナ礼拝堂内も
昔はお咎めなしで、
私のアルバムには天井画の写真もあります。

芸術家も、歴史家も、私のような野次馬の客も、
遺産、遺作、作品を、
どうぞ如何様にもお楽しみください、と
言ってもらっているようです。

いいことも悪いこともあるかもしれませんが、

作品の劣化が心配なら、
ストロボ禁止でいいことです。

世界の美術館から借りてきての展示の時は特に気をつけて
あれも禁止、これも禁止でもいいですが。

ある小さい記念館で(何の館か忘れましたが)
階段に小さい額に入った絵が並んでいました、
絵を見に来たのではなかったので
意外で、ただのちょっと趣味のいい絵、
趣味のいい額くらいに思ったので
メモ代わりに、とカシャしましたら、
館の人が飛んで来て、
ご遠慮くださいと言われました。

このように、
何でもかでも不可にして
モッタイつけてる、ことも多いような気がします。
いじわるな意見かもしれませんが。

敷居を高くして芸術でござい、と
かっこつけているような気がします。

美術館、記念館は、楽しみかたが広がるよう、
もう少し禁止事項をなくしてもいいのではないでしょうか。



11月20日(木)13:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | もろもろ | 管理

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